お一人様ボイトレ 導入編
カラオケで高い声が出なくなってきたので、リタイア後の自由な時間を利用して一人でボイトレしてます。
歌関係で検索すると最近キーワードとして良く出てくるミックスボイスの習得ですね。
始めたきっかけ
以下の過去記事にも書いたんですが、カラオケを歌っててサビが高くて声が出ないことが多くなったんですよ。 retire-life.hatenablog.com
単純にストレスなくカラオケを楽しみたいと思ったんですが、もし高音が出ない人間が出るようになったら他の人に教えることができるんじゃないかとも思ったんですよ。
つまり、ボイストレーナーで稼げるのでは?と。
まぁ、現在はそんなレベルではないんですが。。
なぜ、お一人様か
ボイトレ教室などに通わずに、なぜ一人でボイトレするのかですが、一番の理由はお金をかけたくないからです(笑)。
若い頃にアカペラのグループを組んでたことがあって、そのときに知り合いの声楽家に教えてもらったことがあるので、一応基礎はやったことがあるんです。
まぁ、時間もあることだし、人生賭けてプロ歌手目指してる訳でもないし。
基礎を一度もしたことがない人はボイトレ教室は有効だと思います。高い声がどうという前に普段出ている音域を磨くことができると思います。
具体的な目標は
一言「高音が出るようになる」ですね。
具体的には、X JapanやBon Joviなどの歌が歌えるようになるのが目標です。
音域的には、以下となります。ボイトレ前だと最近のほとんどの歌を原曲キーでは歌えませんでした。(カラオケの初期設定が下がってるから、歌えていただけです)
- ボイトレ前最高音:F#3(瞬間だとG#3くらいまで)
- 目標最高音:E4
2017年の夏頃にボイトレを始めて、今現在、とりあえず歌えるようにはなりました。
いやぁ、高音が出せるのは気持ちいいです。ヘヴィメタ歌いまくりです。
ただ、まだ十分ではなく、今は「低音域と同じような声質で高音を出す」を目標にしています。
多分、低音域はいい声してるんですよ(笑)。今まで出ていた音域よりも高い声を出すと細くて少しキンキン気味の声質になってるので、改善したいんですよね。
ミックスボイスと言われる手法を使って高音域を出しているんですが、まだ以下のような課題があります。
- 元々の地声の音域と高音部の声質が違う。(元々の地声の音域とスムーズにつなげられていない感じ)
- 高音部から低音部に移動するときに失速することがある。(高音用のミックスボイスの出し方を引きずって、低音部がうまく出せなくなる)
- 高音部で歌唱テクニック(こぶし、ひっかけ、ずりあげなど)がうまく使えないので、歌が単調になる。
- 昔の歌を久しぶりに歌うと以前の出し方で歌ってしまい、しばらく訳がわからなくなることがある。(喉がパニック?)
ミックスボイスとは
ネットでボイトレ関連を検索すると、「ミックスボイス」なるものを見つけました。
いろいろなサイトで紹介されていますが、明確に定義されている単語ではないので、その内容はまちまちです。
ミックスボイスの出し方や練習法などは動画サイトにも結構アップされていますし、ボイトレ教室でも教えてくれるようなので、存在するのは確かなようです。
いろいろな情報を統合すると以下のようになります。
- 地声と裏声(ヘッドボイス)を混ぜた声がミックスボイスまたはミドルボイスと呼ぶ
- または地声とミドルボイスと裏声(ヘッドボイス)を自由に行き来できることをミックスボイスと呼ぶ
- 裏声は普通のファルセットとヘッドボイスの2種類に分けることができ、ミックスボイスで使う裏声はヘッドボイス
- ベルティングもミックスボイスの一種(声に芯と張りのあるミックスボイスをベルティングと呼ぶ)
- 普段の喋り声自体がミックスボイスの人がいる(何のトレーニングもなしで高音が出せる人がこのタイプ。特徴は低音が苦手、喋り声も少し特徴的。)
なんのこっちゃ?って感じですよね。僕も実際にボイトレしながらいろいろな情報を見たんですが、いまいちどれも腑に落ちない感じです。
(いろいろなサイトで情報が出ているので、原理や仕組みはそちらで調べてください)
そう言ってても先には進まないんで、とりあえず、練習方法を決めて試してみました。
練習方法
いろいろなサイトを参考に行った練習方法は以下の通りです。
- 裏声の強化
- ヘッドボイスの発声
- ヘッドボイスと地声をつなぐ(ここでミックスボイスが発現)
- ミックスボイスを響かせる場所を探る
- 地声とミックスボイスの音程移動練習
1~3は、最初からこの順番で行うつもりで取り組みました。
3でミックスボイスが完成する予定だったんですが、声質がイマイチで安定していないので、現在4,5を練習している状態です。
あと、「地声を響かせることができる」ことが前提です。ミックスボイスは響かせることが重要なので、地声で響かせる練習もしましょう。(歌ってるときに鼻骨に指を当ててしっかりした振動が感じられなければ響いていません)
練習場所はカラオケボックスです。今時、お一人様は珍しくありません。
自宅は難しいですね。練習中はとてつもない奇声が出ます。タオルで口を押さえると音量は下がりますが、ご近所に変な目で見られたくありませんから。
少し記事が長くなったので、詳細な練習内容は専門用語も使いながら、次回の記事にしたいと思います。